多摩美術大学で写真を教えることになったのがきっかけで、改めて「光」と向き合い、写真においての光の意味を考えました。そこで撮り始めたのがこのシリーズの原型となります。カメラだけ持ち、豊かな自然光の中で静かに肖像を見つめ、光との調和を発見して撮る。写真撮影としては最も原始的な方法で撮影していきました。太陽から生み出される光をフィルムに定着する、暗室で引き伸ばし機から押し出される露光された「光」は確かに撮った瞬間、発見したあの時の「今」とつながっていました。これらの肖像写真はポートレイトでなく風景に近いのかもしれません。
コロナ禍の慌ただしい時期でしたが多くの皆様のご来場ありがとうございました。この展示をきっかけに沢山の方々とお会いして話す事ができ、改めて人と出会う、時間を共に過ごす事の大切さを強く感じました。「だからこその今」があったのではないかと思っております。またお会いしましょう!
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「光」を受け止めることのできる対象を探し、たどり着いた人の肖像。
その舞台の上を巡る自然の光は,
操る隙など全くなく、強く堂々と溢れ続ける。
環境に身を任せ、”終わらない何か”に出会った瞬間にシャッターを切る。
これらの作品はポートレイトではなく、風景に近いのかもしれない。
誰しもが持つ記憶としての情景であり、普遍的な美のすがた。
山﨑泰治
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------本展には、以下の17名の写真が展示されました。(五十音順)
・相生翠 ・内田ゆうほ ・さくら ・下道千晶 ・清水ゆみ ・春原愛良・髙橋佳子 ・千梨 ・野本かりあ ・はこ ・平山由梨 ・BOYEON・芽唯 ・山本奈衣瑠 ・湯川ひな ・友里恵 ・玲奈

その舞台の上を巡る自然の光は,
操る隙など全くなく、強く堂々と溢れ続ける。
環境に身を任せ、”終わらない何か”に出会った瞬間にシャッターを切る。
これらの作品はポートレイトではなく、風景に近いのかもしれない。
誰しもが持つ記憶としての情景であり、普遍的な美のすがた。
山﨑泰治
----------------------------------------------------------------------------------------------------------------本展には、以下の17名の写真が展示されました。(五十音順)
・相生翠 ・内田ゆうほ ・さくら ・下道千晶 ・清水ゆみ ・春原愛良・髙橋佳子 ・千梨 ・野本かりあ ・はこ ・平山由梨 ・BOYEON・芽唯 ・山本奈衣瑠 ・湯川ひな ・友里恵 ・玲奈


個展と同タイトルの写真集も制作し、会場にて先行販売しました。
【写真集概要】
判型:260 × 260 mm
頁数:48ページ
製本:布貼上製本(小口袋とじ)
発行部数:限定350 部
発行:tento
Book Design 漆原悠一
山﨑泰治 個展 : 「In the Light」
会場 : 3331 Art Chiyoda B104 (千代田区外神田6-11‐14 B1F)
開催期間 : 2021年11月16日(火) ~ 11月28日(日)
展示内容 : タイプCプリント(11×14in)17枚展示(未販売)
URL : https://www.3331.jp